とても大事な呼吸について

こんにちは早速アイスを買いだめしているげんき堂のゲットくんです。

私たちの生命活動は食事をした栄養素を酸化しその際に生じるエネルギーを利用して活動しています。

ですので、絶えず呼吸をして酸素を肺から体内に取り入れまた栄養素を酸化した際に生じた二酸化酸素を外に排出していかないといけません。

そして、この栄養素が酸化しエネルギー生み出している活動は各個の細胞の中で行われています。

つまり、呼吸とは単に酸素を取り入れ二酸化酸素を出す行為ではなく、酸素を取り入れ→各細胞に運び細胞内に取り入れ→細胞が酸素を消費し→生じた二酸化炭素を排出する この工程すべてを呼吸と呼びます。

この工程の内どれかが破綻すると体の活動は低下し機能が低下してしまいます。

 

こんな症状はありませんか?

・疲労感が出やすくなってきた

・生あくびをよくする

・寝たりない、すぐに眠たくなる

・息切れがしやすい

これらの症状で特に病院などで異常が見つからない場合はきちんと呼吸が出来ていないせいかもしれません。

しかし、これらは一時的な深呼吸や腹式呼吸などで改善をしようとしても改善しません。

なぜなら、呼吸は一時的なものではなく常に行わないといけないもので、成人で毎分12~20回行っており、一時的な改善を行ったところでその分はすぐに消費され症状の改善の効果はあまり期待できないからです。

 

そこで重要になるのが日頃の姿勢です。

なぜ姿勢が重要になるのかというと、酸素を体内に取り入れるために働いている 肺 が働くための機能に関係しています。

そもそも肺には筋肉がないので、自ら膨らんだり縮んだりする能力が肺にはありません。

ですので、肺を動かし空気を出し入れしているのは胸郭と呼ばれる肺を覆っている肋骨と筋肉の動きと横隔膜という胸郭の下を覆っている筋肉の動き、つまり胸郭の動きと横隔膜の動きによって、肺を膨らましたり縮ましたりしています。

しかし、姿勢が悪い状態だと肩は内側にすぼまりやすく頭が前に出て背中は丸まってしまっているので、先ほどの胸郭の動きと横隔膜の動きが制限されてしまいます。

なので、姿勢が悪い人はそもそもの空気を取り込む量が少なくなるので、十分に各細胞にまで酸素が取り込まれにくくなり十分な活動ができなくなります。

しかも、姿勢の悪さは空気の取り入れられる量の減少だけではなく、筋肉の緊張を生じさせ血行を悪くさせてしまいます。

この血行が悪くなっている状態は呼吸でいう所の各細胞に運び細胞内に取り入れる工程を妨げることにもなるので、より十分な生命活動ができなくなり体の機能が低下しやすくなります。

特に姿勢が悪いと首肩周りの筋肉の緊張を起こしやすいので、頭に行く血行が悪くなりやすいので頭が疲れやすく先ほどの症状がより出やすくなります。

姿勢の悪さは他にも呼吸中枢や酸素受容器と呼ばれる呼吸を調整している機関にも影響を与える可能性が高くなるので、姿勢を改善させることは呼吸の改善にとても重要なことで根本的に必要なことになります。

 

生命の活動に必要不可欠の呼吸、しっかりと呼吸を行い元気な生活を送るためにも一度自分の姿勢を見直して改善してみませんか?

姿勢の改善にはちょっとした運動やストレッチでも改善していきます。

しかし、なかなか改善しなかったり自身でどのようにして姿勢を改善したらいいのかわからない方は一度、姿勢を専門でみれる所に相談し改善してみましょう。

また、呼吸の悪くなる要因は姿勢だけではないので、姿勢の悪さに心当たりがない方は内臓機能や身体の様々な不調によっても出ている場合もあるので東洋医学や鍼灸療法などでも相談し診てもらってみましょう。

 

 

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