ストレスの対処法

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こんにちは鍼灸整骨院げんき堂です。

現代社会において社会的コミュニケーションや環境で日々ストレスを感じさせられてストレスによる病気などが深刻化してストレス=悪い というイメージが一般化してしまいがちですが、ストレスによる対処法をしっかりと行えることによって自身の成長につながるモノにもなるので、自分にあったストレスとの対処方法を取る必要があります。

まず、ストレスの対処方法としてストレスになる前に対処するかストレスが出た後に対処するかの2つに大きく分けられます。

ストレスになる前のストレス原因(ストレッサ―)の対処法として、主にコミュニケーションや原因の解明が重要になります。

コミュニケーションは単に他人とのコミュニケーションだけではなく自分自身とのコミュニケーションも重要で、他人に対して交渉し対話するだけではなく自分自身の主義主張はなんなのかを自覚し意見する必要が有り、その上で他人に対してコミュニケーションをとり相手の権利や人格を尊重し、誠実で対等な意見交換を取ることが重要とされています。

自身の主張がなく相手の意見に受動的でストレスを溜め込むのもいけないし、自身の主張のみを押し通し相手と対立しストレスを溜めていくのとも違うコミュニケーションが必要です。

ですが、いざそれを意識してコミュニケーションを取ろうとしても上手くは行かないのでまずは、DESC法という

事実や今の現状を伝え(Describe)

自身の気持ちや感情を表し(Explain)

提案や発案し(Specify)

選択や結論を伝える(Choose)

という方法試してみてはいかがでしょうか。

例えば、仕事場で業務をさらに上司から頼まれた場合は

D:現在行っている業務の状態と進行度を伝え

E:お詫びやいたらなさを伝え

S:進行中の業務の後や日数がかかることを伝え

C:最初の提案か別の人を探すのか伺ってみる

といった形で相手に物事を伝えてみてましょう、最初は難しいいかもしれませんが徐々に習慣化していみてはいかがでしょうか?

 

また、ストレスを増加させる要因として自身の勝手な思い込みと客観的事実の差が増加させるので多角的に物ごとを捉え考えるトレーニングをしてみるとよりコミュニケーションが円滑化しストレスの軽減に繋がります。

そのために自身の思う欠点やマイナスイメージを克服するのではなく、いい風に解釈し使い分けて見てるのもいいかもしれません。

四字熟語で「適材適所」という言葉があるように自身の欠点と思うことにも場面や状況によっていい結果を及ぼすことがあるということを知って自身の欠点やマイナスイメージを無理に改善しないようにし広い視野を持って見直してみましょう。

そして、ストレスを受ける前ばかりの対処だけではなくストレス反応に対しても対処しなくてはなりません。

「病は気から」という言葉があるように、心身は一体なのでストレス反応によって出た身体の緊張や歪みは不安や気力を奪いストレスを発生させたり増加させてしまいます。

 

ストレス解消法の基本となるのが、「睡眠」 「食事」 「運動」 です。

ストレス環境下にいると改善させにくいことですが、少しでも良くなるように心がけてみて、睡眠では寝る1時間以上前に5分程度の柔軟体操や寝る前の30分前からPCや携帯電話を見ないようにし寝る際に軽い瞑想や深呼吸をするように心がけたり、食事は栄養素を考え偏らずにアルコールを摂り過ぎないでよく噛んで食事をしたり、運動もホルモンバランスに関与しているので30分ほどウォーキングや軽い運動や大股で歩いたりして、睡眠・食事・運動を意識して見てください。

また、人と対話し前向きに解決できるように心がけましょう。なかなか人と話しにくい人は日記を書いたりして客観的な視点を作るのもいいですが、閉鎖的にならずに話しやすい人を作って話せれるような関係を作っていきましょう。

 

ストレスにいくら対応していても気づかないうちに悪化したりどのように対処したらいいのかわからない場合は専門家にきちんと相談して改善させましょう。

 

現在、ストレス=悪いイメージが定着しつつありますが決してストレスというものはいわゆる   『 悪 』というものではなく自信を成長させ視野を広げてくれるものです。

もしストレスがない状態ということは何も刺激がない状態でいわば『 無 』の状態で人間的成長は望めません。

もしもストレスを感じてどうにかしたいと思ったのなら自分自身を成長させる機会だと考えストレスの元と向き合い改善できるよに心がけてみましょう。