睡眠

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こんにちは鍼灸整骨院げんき堂です。

日本の平均睡眠時間は諸外国と比べると短く厚生労働省の平成30年「国民健康・栄養調査」では、20歳以上の男女の約20%の人が1カ月以内での睡眠時間があまりとれていない又はまったくとれていないと回答しており、特に30~49歳では約30%の割合で睡眠が取れていないと回答しているそうです。また、全体の半数以上の方が7時間未満の睡眠時間と答えた結果となっています。
睡眠がきちんと取れていないと体調を崩すだけではなく精神的や心理的にも影響を及ぼすので、睡眠をきちんととることはとても重要な事です。ただし、睡眠時間をしっかりと取ることが睡眠が取れているというわけではなく睡眠の質が重要なポイントになっています。

快適な睡眠を得るためには、寝る前の行動はもちろん目覚めた際の行動でも睡眠の質や睡眠の導入に影響を与えるので睡眠の不足を感じている方や寝つけが悪い方は、日々の行動に変化や注意をして過ごしてみましょう。

・適度な運動を行う
体を動かすことで筋肉の代謝が上がりバイオリズムが整いやすくなります。

・脳を休ませる
快適な睡眠の妨げになりやすいのが脳の覚醒です。寝る前の2時間の間に、スマホやパソコンなどの強い光を集中して見たり、熱いお風呂への入浴や激しい運動は控えましょう。

・食後2~3時間を空ける
満腹状態であったり食後直ぐに就寝すると、食べ物の消化のために体が十分に休みにくくなります。

・目が覚めたら朝日を浴びる
朝日を浴びることでホルモンが分泌されそのホルモンが体内時計の調整も行っており、ある研究では朝日を浴び続けることで入眠時間が規則正しくなっています。

睡眠は何時間取ればいいというものではなく、人それぞれの体質や年齢など個人的なものに影響され、3時間の睡眠で十分という方もいれば10時間寝ないと足りないという方もおり様々です。
睡眠不足を感じている方や寝つけが悪くなってきた方などで、日中の眠気や疲れや不調が出てくるようであれば寝る前の習慣を見直してみましょう。

また、睡眠不足が続いてくると疲労が蓄積し自律神経が乱れやすくなり筋肉がコリ固まってしまいます。このコリ固まった状態は睡眠時に必要なリラックスを妨げ、さらに睡眠の質を下げてしまうので、睡眠を取っても残る疲労を取り除きましょう。

・入浴
できれば30分~1時間程度ぬるま湯で入浴し疲労を流しましょう。長時間の入浴が苦手な人は温冷浴という入浴法を試してみましょう。入浴することで血行が促進し水の浮力の影響でリラックスしやすくなります。

・マッサージ
筋肉をほぐすマッサージや整体も溜まった疲労を取るのに有効的です。特に首肩周りの筋肉がコリ固まりやすくリラックスの妨げになり睡眠不足なりやすくなるので、首肩周りが重たい方はほぐしておきましょう。

様々な方法の疲労回復があるので、睡眠不足が続く方は自身に合った方法を試してみましょう。