冬場は武田信玄の風林火山の山のごとくな 鍼灸整骨院げんき堂のゲット君です。
前回、「肌を知って美肌になろう」で、お肌のことについて少しご紹介させていただきました。
今回は、そんな前回のお肌の組織的構造からみる肌環境についてをご紹介させていただきます。
肌の表皮という部分は保湿と保護の役目をしているとご紹介させていただきましたが、その表皮は常にダメージを受けています。
肌のダメージの種類として日光、温冷、刺激、菌、など様々で、特にこの冬場という時期は乾燥と寒冷でダメージを強く受けています。ですので、日数を重ねるうちに肌の細胞のダメージは積み重なり、本来の機能の保湿や保護の役目をはたせられなくなります。
そこで多くの方はダメージの軽減をしたり、受けたダメージの補填を施すような肌ケアを行って、肌の劣化・老化を予防していると思いますが肌環境を整えると、その効果は相乗的に上がります。
肌環境を整えるに辺り大事なのはポイントは、肌代謝をいかにして上げるかです。
この肌代謝は、いわば肌の生え変わり周期のことで、若い時はこの肌代謝は4週間ほどで変わっています。
そして、加齢とともにこの肌代謝は衰えて6~8週間ほどに変わっていき、生成される細胞の質も悪くなってしまいます。
しかし、この肌代謝の衰えは加齢だけが原因ではなく、他にも生活習慣の乱れや栄養バランス、ストレスや血液・リンパの循環環境などの乱れが原因です。
つまり、その他の要因を排除することで比較的に肌代謝の衰えの進行を軽減でき、また加齢を除いた肌代謝の衰えを回復つまり若返りやアンチエイジング効果が期待できるというわけです。
ではどのようにして肌代謝の衰えの原因を予防・改善すればいいのか?
そのポイントは大きく分けて3つのポイントがあり
・睡眠
・循環環境
・栄養バランス
です。
これら3つの安定があれば肌環境は悪化せずに、肌の老化の進行も進まずに綺麗な自身の肌の維持ができるでしょう。
しかし、睡眠や循環環境や栄養バランスの乱れは自身でも気づかないうちに進行していくので、意識して調整し悪い習慣をつけないことを日常から行う必要があります。
特に注意しないといけないのが睡眠習慣で、寝る前の2時間前の行動が大きく作用します。
寝る前の行動として、まず食事と運動は就寝予定時刻の2時間より前に終えときましょう。入浴は熱いお湯は避け就寝の1時間~30分までに済ましておき、就寝前の電子機器の操作特に部屋を暗くした中での操作は行わずにしましょう。
布団の中ではあまりものを考えずに呼吸にだけ意識して心を落ち着かせて寝てみましょう。
睡眠時間の理想は6時間~8時間とされていますが、ご自身にあった睡眠時間を探して極力起きる時間を一定にして起きましょう。昼寝をしてもいいので休日でも決めた時間で起きるようにするのが睡眠習慣を安定させるポイントです。
こうして、睡眠習慣が安定できれば肌の生成が正常に行われやすくホルモンバランスも安定しやすいので肌の状態が安定しやすくなります。
次に重要なのが循環環境で、この循環環境を整えるのに重要になるのが運動です。
日々の運動の程度の影響が大きくかかわっています。
運動をすることによって筋肉に酸素などを供給しようとし血管の活動が活発化し端の毛細血管にまで血流が届きやすく滞った血流の改善につながります。
肌に栄養などを送る血管は太い大きな血管ではなく、枝分かれした先の細い毛細血管です。
この毛細血管にまでしっかりと血流を届かせていないと新しい肌細胞や傷ついた肌細胞の修復、肌細胞の維持が困難になってきます。
定期的な適度な運動を行い循環環境を整えましょう。
最後に肌にいい栄養についてですが、有名どころでいうとビタミンCやコラーゲンといったモノで重要なのに見過ごされやすいもので亜鉛・ヨウ素・ケイ素といったものがあり、肌にいいものは直接・間接的にしても膨大にあります。
肌にいいもの摂取するにあたってよく勘違いされるのが、多く取れば早くよくなるという考え方です。実は各栄養素には摂取量というものが存在し取りすぎてしまうと尿や便として排出されるか、副作用として症状が現れやすくなります。
例えばビタミンCは一度に10g以上摂取すると頭痛や吐き気を催す可能性がありまた、取りすぎると尿中へと余った分が排出されるようになります。ですので、一度に多くのビタミンCを摂るのではなく小分けにして多く摂取する必要があります。
他の栄養素でも摂るタイミングや用途を知って摂取することによってその効果が変わってくるので今使っているサプリメントや栄養素のことを知って摂取してみましょう。
年齢が出やすい肌、様々な対処法や美容液などがありますがご自身の生活習慣を整えるだけでも肌の状態は変わってきます。
そんないい状態の肌に更に美容液や肌ケアを行うとその効果が増すでしょう。
生活習慣を見直しホルモンバランスや血行循環を整えるのは美容だけではなく健康にもつながります。
ご自身で出来るところから改善してみて過ごしてみてください。
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