東洋医学から見た頭痛

雨が降ってもJR六甲道から傘なしで1分! 濡れずにすぐ着く 鍼灸整骨院げんき堂 の ゲット君です。

近年頭痛を患っている方が増えています。あなたの身近にも一人や二人頭痛持ちの方がいらっしゃるのではないでしょうか?

そんな頭痛の原因や対処法などは、他方面で様々にご紹介されていますが、ここでは少し視点を変えて東洋医学から見た違った視点での頭痛の仕組みと対処法をご紹介します。

東洋医学といえばいわゆる「ツボ」をイメージされる方も多いと思いますが、そのツボは内蔵の働きに関係した経絡という14本のツボの流れに沿って分布しています。

血液や生命力はそのツボの流れに沿って運ばれており、それらがよどみなく循環されることによって健やかな生活が送れると考えられています。

東洋医学では、頭痛はそのツボや血流や生命力の流れに、ストレス・生活習慣・食事・体質 など相互的に作用した結果一連のツボの流れが乱れることにより発生すると考えられています。

特に先ほどの14本のツボの流れのうちの肝・胆(肝臓・胆のう)の流れは頭痛との関係が深いとされています。

肝は血液を体のすみずみまで行き渡らせ精神作用を穏やかに保つ役割を担っているとされ、胆は肝の表裏の関係で肝から影響を受けながら、頭痛に関係する頭頸部を流れているとされているからです。

また内臓と季節は関係が深く、季節が変わるごとに内蔵の機能の好不調の波は変動しています。

しかし、現代人は旬の食べ物を食べることが少なくなり、季節に関係なく生活しているので内蔵の働きのリズムが乱れ易くなっているので、以上の要因で頭痛は出やすくなっています。

特に春に頭痛が出やすい人は意識して肝臓の働きを意識してケアしてみましょう。

ここで注意していただきたいことがあります。ここでの不調というものは病気や疾患とは別物ということです。

東洋医学では未病という言葉があり病気になる前の状態のことを指します。この未病の状態では検査上問題ないにもかかわらず、頭痛や吐き気、冷え性やむくみなど様々な症状があらわれている人や、気持ちが落ち着かない気力がわかない人や、肌質や爪の状態などの体質の変調がある人はこの未病の状態であるといえます。

ですから、頭痛の症状がある=肝臓が悪い ということではないので、検査をしても肝臓の数値に異常が見つかるというわけはありません。

ただ頭痛という症状があって、診察を行った結果ツボの流れなどが乱れているのが判り、乱れた流れのツボから各内蔵のバランスが悪いという判断にいたったということを理解してください。

東洋医学はそういった検査・診察をした結果、未病の状態の乱れた肝・胆のツボの流れを鍼(はり)・灸(きゅう)で調整し、ツボの流れはもちろん血行や精神作用を安定させて頭痛という症状が出にくい体質に変えるというものです。

ですので、東洋医学は直接的に頭痛の症状をよくするものではないのため、即効性がある方とない方とで個人差がありますが、体の乱れを根本からのアプローチで頭痛という症状に対処していきます。

頭痛という症状を例に鍼灸治療の考えなどを簡単にご紹介しましたが、いざ自身が鍼灸治療を受けるとなると鍼の恐怖などから鍼灸治療は敬遠されがちです。

当院ではそういった人にも対処できるように鍼を刺さずに行う 鍼治療 やお灸のやけどが気になる人には 電子お灸 というもので対処させていただいておりますので、鍼灸治療に興味があるけれど鍼・お灸に抵抗があるという方もぜひ一度ご相談ください。

 

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鍼灸整骨院げんき堂

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