『からだ』と『こころ』

こんにちは鍼灸整骨院げんき堂です。

私たちの身体は常に自律神経系・内分泌系・免疫系が相互にバランスを取り合い常に微妙な調節が行われています。
しかし、強いストレスなどによりこのバランスが崩れると、身体に異常が生じそれが病気になったりします。そして、この身体の不調や病気は、精神的・情緒的な部分にも影響を及ぼします。また、強いストレスにより食べ過ぎや飲み過ぎ、夜更かしや出不精といった不健康な行動を続けていると、身体を害して病気になりやすくなるのは当然なので、身体と精神状態を把握することは健康で過ごすためには重要なことです。

さて、この身体と精神状態いわば『からだ』と『こころ』の関係をどれほど理解できていますか?

『からだ』と『こころ』の反応や関係性についてはある程度わかってきており、例えば、不安や恐怖を感じると鼓動が早くなり、度が過ぎると胃が痛くなったり循環器系の不調をきたします。また、体調を崩したのが長引くと気分が落ち込んだり神経質になったりしやすくなります。

つまり、『こころ』や精神状態の変化は、体に変調をきたし、逆に体の変調は気分や『こころ』に影響を及ぼす情動反応と呼ばれるものが存在し、これが『こころ』と身体の関係性に強く結びついていると考えられています。
ある行動医学での解説で〈悲しいから泣くのではなく、涙が出るから悲しい〉という関係性を論じています。
そして、生物学的観点からも『こころ』と体の関係性が明らかになり自律神経系・内分泌系・免疫系が微調整を取ながら脳と身体・『こころ』と『からだ』のバランスを絶妙にコントロールしているということが科学的にわかってきました。
『こころ』から『からだ』への影響として、イライラしたり怒っていたりしすると自律神経系の交感神経が優位に働き脈拍や血圧亢進させ筋肉の硬直や消化器の不調をきたします。逆に『からだ』から『こころ』への影響として、運動をしていたり痛みがあったりすると交感神経が働き運動している場合は気分が高揚しやすく痛みの場合はイライラしたり余裕が無くなります。
これは内分泌系や免疫系も同じで、ストレスにより内分泌系のホルモンが分泌され糖の消費や睡眠に影響をきたし集中力の低下や神経質になりやすく、ワクワクしていたり気分が高揚していると内分泌系が働き痛みに強くなったり治癒力が高くなります。免疫系も勉強や職場環境などのストレスで日和見感染を引き起こしたり病気になりやすく気力や悲壮感が出やすくなり、笑顔や笑うことで免疫機能が向上することもわかっています。

 

『こころ』と『からだ』双方が自律神経系・内分泌系・免疫系を介して影響し合い、

自律神経系・内分泌系・免疫系の三つのバランスを崩しやすいストレス状態が長期間続くと『こころ』だけではなく『からだ』の異常を引き起こす要因や逆に身体の調子を崩したままの状態でいると『こころ』の調子や異常をきたしてしまうというわけです。

以上のことから踏まえると、『こころ』と身体両方のバランスが健康で元気に過ごすコツでもあり、体の調子を放って置くことで精神状態や『こころ』に影響を及ぼし、ストレスの溜め込みや精神的負担によって身体に影響を及ぼすので、ストレスの発散方法や気分転換を行ったり首肩のコリや疲労感をお持ちの方は早めに対処することが大切です。