柔軟性低下による体の不調

こんにちは鍼灸整骨院げんき堂です。

外出の自粛を余儀なくされていますが、運動を行っていないと筋肉の柔軟性は低下していきます。
柔軟性が低下すると単に体が硬くなるだけではなく、様々な不調の要因になりえます。特に何もしていないのに具合が悪かったり、何も異常がないけど調子が出ないという方は筋肉の柔軟性を向上してみてはいかがでしょうか?

なぜ筋肉が硬くなる?

筋肉の機能として伸びるという機能はなく、収縮と弛緩の作用で体を動かしています。筋肉が伸びるというのは他の筋肉が動いた結果伸びていき、他の筋肉が動くことで伸びようと神経抑制が働いて伸ばされています。
また、筋肉は常に分解と合成を繰り返していますが、体を動かしたり負荷がかからないとこの分解と合成のバランスが崩れ筋肉の脆弱化が起こっていきます。
つまり、筋肉は動かし負担を掛けないでいると脆弱化し伸ばされないと伸びないのものだからそのまま硬く弱ってしまうわけです。

筋肉の柔軟性が低下すると、
・日常生活で疲れやすく疲労が溜まりやすい
筋肉が硬く柔軟性が低下する事は硬いゴムでトレーニングしているのと同じで、同じ行動でも使うエネルギーの量は多くなりまた、ケガや傷めるもとにもなりやすい状態です。
・姿勢が悪くなりやすく丸くなりやすい
体が硬く筋肉の柔軟性が低下するとバランスがとりにくく余計な負担を筋肉や関節に掛けてしまいます。その負担を受けて姿勢が崩れてしまい姿勢が悪くなります。
・血行が悪くなりやすく水分バランスも崩れやすい
筋肉が硬くなると筋肉の間を走行している血管が締め付けられやすく運動作用も小さくなり筋肉の血流・水分交換がうまくできにくくなります。

運動不足になりがちで筋肉の柔軟性が低下しやすくなっているので、体をほぐして伸ばして筋肉の柔軟性を高めるようにしてみましょう。