体の歪みと内臓の圧迫

こんにちは鍼灸整骨院げんき堂です。

最近はスマホやパソコン画面を長時間見ることが多くなり背中が丸くなってきていませんか?
背中が丸くなると見た目が悪いや肩こり腰痛の原因になるだけではなく、内臓への圧迫の負担が掛かる可能性があります。

姿勢悪く背中が丸くなると腹部に上下から圧がかかりやすくなります。腹部は背部に背骨が上部に横隔膜や肋骨の胸郭が下部は骨盤があり左右前方は筋肉で覆われているので、姿勢が悪く背中が丸くなると上部の胸郭と下部の骨盤に挟まれるように圧迫されてしまいます。
この圧迫によって胃もたれや便秘といったことが起こりやすく、内臓の蠕動運動などの平滑筋の作用に影響を及ぼしてます。
食べたものは勝手に体の中を移動しているわけではなく消化器官の筋肉である平滑筋の収縮で移動しているので、外部からの圧力を強く受けるとその動きに支障が出てくるわけです。

また、背骨は様々な内臓や器官への神経系統が集中して縦走しています。
なので、背骨に歪みが生じてしまうと先の神経系統に負担が掛かり円滑な神経伝達が出来ずに内臓への影響を及ぼす可能性が高くなります。
これらの神経系統は身体の健康サイクルを管理しているため、気付かずに体を歪めて神経系統への負担が掛かっていると様々な日常生活への不調を起こしてしまいます。
例えば不眠症や便秘など、姿勢の悪さが引き起こしているとは思えないような症状もあります。
このように、姿勢不良によって身体には様々な不調が現れ、悪い姿勢が続くことで背骨の歪みも進行していくので、毎日の生活の中で自分の姿勢を見直していくことが大切です。

人間の身体はとても精巧にできており、自由に動き生活していく中で今の骨格を形成されてきました。骨格はいわば精巧な積み木細工で内臓はその中に隙間なく詰まっている状態です。そのその骨格が崩れるとそれぞれの精巧さが崩れ動きに影響を及ぼすだけでなく、内臓にもダメージを受けるようになるのは考えが付くと思います。
この内臓への負担は症状が表立って現れにくく関連性も見受けられにくいのですが、身体にとって重大な影響を及ぼしてしまいます。
なので、気付いた時には慢性的な症状となってしまうこともあります。
そのため、自身の身体や骨格の歪みを意識しすることで変わっていき、よく分からない思わぬ身体の不調がある方は一度姿勢を見直してみてはいかがでしょうか。