NMN15000

堺市南区にある鍼灸整骨院いやし堂の藤長です。

健康寿命のカギは細胞に

同じ年齢でも、いつも活力に満ちて若く見える人もいれば、気力も体力もなく老けて見える人もいます。その差を生む大きな要因は、人間の体内に存在する「細胞の質」。

健康に生きていくために細胞は分裂を繰り返し、常に生まれ変わっています。若いころは細胞分裂の間隔が短く細胞も元気。ところが、年齢とともに細胞分裂の間隔が長くなり質も低下していきます。

がん細胞以外の細胞は、細胞分裂回数に制限があり、この限界を決めている要素にテロメアがあります。細胞分裂の度にテロメアは少しずつ短くなり、一定の長さ以下になると細胞分裂がストップしてしまいます。これにより「疲れやすくなった」「体力や気力が低下した」「肌の衰えを感じる」「病気になる」など、いわゆる「老い」が訪れてしまうのです。

私たちの身体を支える体内物質を増やすNMN

NMNとは

正式名称は「ニコチンアミドモノヌクレオチド」。ビタミンB3の中に含まれ、私たちの身体の中で自然に作られている成分です。しかし、残念ながら年齢とともに体内での生産量は減ってしまい、「身体機能」や「認知機能」の老化が進むと考えられています。NMNは緑黄色野菜などにごく少量含まれていますが、ブロッコリーの場合1日250㎎のNMNを摂取しようとすると、約4000房の量が必要となります。

NMNのはたらき

NMNは摂取すると、体内でNADという物質に変換されます。実はこのNMNを元に生み出されるNADが最も重要な役割を果たしています。NADは若々しく健康を維持するために欠かせない物質ですが、直接摂取してもほとんどが消化器官で破壊され吸収されることはありません。つまり、NADを増やす唯一の方法は「NMNを摂取すること」なのです。

健康寿命を延ばす「サーチュイン遺伝子」

NADが増えるとサーチュイン遺伝子(長寿遺伝子)が活性化

NADは「サーチュイン遺伝子」の働きを活発にします。「サーチュイン遺伝子」とは老化や寿命に重要な役割を担うミトコンドリアやテロメアといった器官を保護する働きがあり、別名「長寿遺伝子」と呼ばれています。