インプレッション整骨院グループみなさん、こんにちは。
高松市仏生山駅から徒歩３分の鍼灸整骨院なごみ堂、桐野です。
朝晩が少しずつ涼しくなってきて、やっとクーラー無しで夜に眠れるようになってきましたね。
さて、ツボシリーズ第22回目は、「太淵（たいえん）」です。
太淵は、“大きく深い淵のような陥没部にある”、という意味のツボです。
下に太い動脈が流れていて、手首で脈をはかる時に触れる部分です。
お盆が終わって一週間。朝晩が涼しくなってきましたね。セミの声もアブラゼミから夏の終わりをつげるツクツクボウシに変わりつつあります。
気温がぐっと変わってくるこの時期に、しっかり養生をしておかないと、本格的に秋になった時に風邪を引いてしまうことがあります。夏の暑さで体力が落ちているところに、秋風が体に入ってきて、風邪を引いてしまうのです。
それを予防するには、今の内から肺の機能を高めて、風邪予防をしていくことが肝心です。
今回ご紹介する”太淵”は、肺に関係するツボの中で最も重要なツボです。肺が実際にある胴体から離れた場所にはありますが、肺とつながっていて、肺の状態をみることができる、と考えられています。
太淵はデリケートなツボなので、鍼や指圧よりはお灸がおすすめです。今の時期から毎日お灸をしてみてください。温かい刺激が手首から腕の方に伝わってきます。本格的に秋風が吹くころになっても、肺の機能によって免疫が強化され、風邪を引きにくくなります。
今回は太淵のご紹介でした。
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