肩こり
かたこり
腰痛と同様に、不明な点がとても多い疾患です。
肩こりの原因は諸説あります。
- ・どういう日常動作で肩こりが発生しやすいのか?
- ・なぜ施術をした方がいいのか?
- ・なぜ放っておいたらいけないのか?
についてお話しさせていただきますね。
一般的には、同じ姿勢を取り続けたり、身体に負荷のかかる作業を続ける事で、
肩周辺の筋肉が硬くなると、局所的な循環障害が起こり、
それが疲労物質の蓄積へと繋がって、肩こりを起こすと言われています。
どういう動作で肩こりが発生しやすいのか?
肩こりになりやすい日常生活動作は、具体的には以下のような動作があります。
(幾つ当てはまりますか?)
[肩こりの原因 その1]
スマホしっぱなし
電車、バス、歩きながら、信号待ちで、ずっとスマホをいじっている。寝落ち直前までスマホを見ている。
(寝ながらスマホをしていて、何度か顔面にスマホが落下してきたことがある。)
[肩こりの原因 その2]
パソコンしっぱなし
会社で一日中パソコン業務をしている。
トイレに行くのも我慢しながらパソコン業務をしている。
だって仕事だから。だって義務だから。
その上、帰宅してもついついパソコンでネットサーフィンをしてしまう。
[肩こりの原因 その3]
抱っこ・抱っこ・抱っこ
子供が小さいのでどうしても抱っこをしなければならないことが多い。
抱っこの姿勢がそもそも肩こりを作り出します。
しかも、子供が重い(笑)
子供の成長を喜びながらも、肩こりに悩まされているお母さんが多いです。
(患者さんから「旦那が整骨院の先生なら良かったのに。」とよく言われます。^^)
[肩こりの原因 その4]
洗濯物干し
人間の体は肩より下で脇を閉じて手作業するようにできています。
洗濯物を干す動作はどうでしょうか?
脇が開いて肩より高い位置に手があることが多いですよね。
(靴下を洗濯バサミに挟む動作をイメージしてみてください。)
実は、洗濯物を干すという動作は「肩こり製造アクション」なんです!
[肩こりの原因 その5]
カバンを片側でしか持たない
いつも右肩にしかカバンをかけない。(かけられない。)
ということはありませんか?
多くの人は「利き手」があるように、カバンをかけるときにも
「利き肩」があります。
そのカバンの重さが軽くても影響はあります。
(重いカバンなら更に影響大です。)
毎日一定時間カバンを持つという負担は、
片側の首、肩、背中の筋肉の緊張を持続させます。
その結果、肩周辺の筋肉の循環障害(血行不良)が発生し、
肩がコリコリになってしまいます。
[肩こりの原因 その6]
お掃除をついついやり過ぎる
「お掃除をとことんせんと気が済まへん。」
「主人は散らかし専門、私はお掃除係ちゃうちゅーねん!」
よく聞く言葉です(^^)
手を使う動作(窓拭き、風呂掃除、トイレ掃除、フローリング掃除など)は、実は肩甲骨や腕の付け根の筋肉に負担がかかっています。
肩甲骨から首、背骨、腕にかけて付いている筋肉に負担がかかり、
肩こりが発生します。
組み合わさる事で更に肩こりが加速
上記1〜6のようなスマホ、パソコン、抱っこ、洗濯物干し、
カバンを片側で持つ、掃除をやり過ぎる・・・
これらはどれか一つでなく、
動作が組み合わさって肩こりの発生が更に加速します。
「私、コレ↑全部当てはまるわ!」
やはり肩こりは女性が圧倒的に多いですね。
筋力が男性よりも弱いのに、
日常生活レベルで肩周辺への負担は大きいですから。
「もっと早く来れば良かったわぁ〜」
施術後によく患者さんが言われるフレーズです。
「そうですね、早く来院していただいていたら、
もっと早くにラクになっていたでしょうね。
でも、このタイミングでなく、もっと来院が遅くなっていたら、
肩こりだけでなく更に色々な症状が出ていた可能性がありますよ。」
「えっ、そうなんですか!?」
ハイ。例えば、
- ・ある朝起きたら首が回らない「寝違え」
- ・腕が上がらない「四十肩」、「五十肩」
- ・肩というよりも「首コリ」、首が短くなったように感じる。
- ・友達から「あんた、めちゃめちゃ猫背やな。」と言われる。
- ・友達から「あんた、めちゃめちゃ姿勢悪いな。」と言われる。
- ・左右の肩甲骨の間の背骨が「詰まった感じ」がして息苦しい。
- ・脳への血流障害。
- など。
一見するとそれぞれ違う症状に見えますが、
いずれも元は同じで、肩甲骨を含めた肩から腕周辺の筋肉の問題が原因です。
それを長年「ずぅ〜〜〜〜〜〜〜と」肩こりを放置していると、
様々な症状が出てくるのです。
なぜ施術をした方がいいのか?
我慢せずに早めに来院していただくことで、
肩こりのための施術だけでなく、
寝違え、四十肩・五十肩、首コリ、猫背、背中の詰まった感じ、
脳への血流障害など、様々な予防になります。
ちなみに、
あまりにも放置していると本人の自覚がなくなり、
「私は肩こりではない。」という方もいます。
しかし、筋肉に触れるとカチカチ、動きも制限がある方も多いです。自覚症状だけに頼るのは危険です。
ハイ、大切なところなのでもう一度言います。
(ココ試験に出ます。)
「自覚症状だけに頼るのは危険です!!!」
なぜ、肩こり施術を受けないといけないのか?
もし、施術を受けていただき、肩こりが改善し、
肩こりをしっかり予防できていたら・・・
ある朝、起きたら急に「寝違え」を起こし、
頭を傾けながら痛みに耐えながら出勤しなくてすみます。
会社で名前を呼ばれた時、痛みに耐えて無理に振り向かなくてすみます。
車で後方確認する時、「痛たっ!」ってならずにすみます。
四十肩になり洗濯物を干す時、物干し竿まで手が届かない
ってことがなくなります。
ここだけの話ですが、四十肩、五十肩になると、
ブラジャーを後ろで止められなくなります。
エプロンも腰の位置で結べなくなります。
腕が後ろに回せなくなるからです。
また、ドライヤーで頭を乾かす事も出来なくなります。
腕が上がらないからです。
(頭が痒くてもかけなくなります。。。)
これらも予防できます。
猫背に憧れる人はいますか?
(いや、そんな人はいない。)
猫背も肩こり施術で予防できますよ。
左右の肩甲骨を背骨に寄せて胸を
ぐぅ〜〜〜〜と前に突き出してみてください。
なんか背中が詰まって、胸がうまく前に出せない人はいませんか。
そう、あなたですね(笑)
これも肩こり施術をすると出来る様になります。
(猫背矯正を受けていただくと更に動きが良くなりますよ。)
以上、肩こりについて
■どういう日常動作で肩こりが発生しやすいのか?
■なぜ施術をした方がいいのか?
■なぜほおっておいたらいけないのか?
についてお話しさせていただきました。
肩こりが慢性化して、他の症状を引き起こす事も多々ありますので、
痛みがひどくなる前に、一度当院で受診される事をお薦めします。
・・・ところで、
肩こり、猫背が良くなったら何がしたいですか?
きっと何かをしたいのに肩こりのせいでできない。
この肩こりさえなければ・・・
ホントにもうっ!
とか思ってたはずですよね。
「いや、そんなコト急に言われてもわからへん。。。」
肩こり施術で肩こりが楽になったら、
本当にやりたかったことを楽しんでくださいね。
【保険診療について】
慢性的な肩こりは保険診療の対象外となります。
しかし、手をひねった、手をついて怪我をした、
その後に肩こりの症状(副作用、合併症)が出てきたというものに関しては、
メインの症状がありそれを施術する事で、副作用としての肩こりが改善される事になります。
上記については「柔道整復師」という国家資格を持った者がを判断します。
詳しくは、問診時にお伝え致します。
追伸
肩こり施術をどこでしようか?
ネットで色々探さなくていいですよ。
まずは当グループの整骨院へ来院してください。
結果を出しますから(^^)
「初めからココに来れば良かったぁ。」
とよく言われますんで(^^)
お近くのインプレッショングループ整骨院は
↓↓↓↓↓↓
鍼灸整骨院 げんき堂
- 所在地
- 兵庫県神戸市灘区深田町4-1-39 メイン六甲Aビル124号
- 電話番号
- 078-862-3295
- 営業時間
- 平日 9:00〜20:30
(木曜は19:00まで)
土曜 9:00〜13:00
- <
- 1
- >
- 0〜0件(0件中)
[該当カテゴリの記事はまだ投稿されていません。]