ビタミン不足でおきる病気

 

堺市南区にある鍼灸整骨院いやし堂の藤長です。

特別に疲れることをしていないのに疲れやすい、何となく体がだるい、やる気がおきないといった経験は誰にでもあるのではないでしょうか。

ビタミンが不足すると体が疲れやすくなると言われています。飲酒などはビタミンの吸収を妨げ、ストレスはその消費量を増加させます。最近では潜在的なビタミン不足の状態の人が増加していると言われています。

ビタミンAが不足すると、肌がカサカサし、目が疲れやすくなります。ビタミンAには、皮膚の表皮細胞が壊れるの防いだり、網膜の色素を作る働きがあるからです。また、ガンを防ぐ効果があるとも言われています。ガンを防ぐ効果がある成分としてビタミンAと密接な関係があるのがβ-カロチンです。

緑黄色野菜に多く含まれるβ-カロチンは、体の中のビタミンAが不足すると、ビタミンAに変化して同じ働きをしてくれるのです。このβ-カロチンにガンを防ぐ働きがあるのです。只、β-カロチンの取りすぎはかえってガンの発生を高める報告もあり懸念される点でもあります。

ビタミンB群は、体内で糖質、脂肪、タンパク質を分解し、エネルギーを生成する働きを助ける効果があります。ビタミンB群が不足すると疲れやすくなったり、集中力が衰えたりするわけです。

B1の不足は、手足のしびれやむくみをおこし、B2の不足は、目や皮膚の炎症や口内炎ができたりします。B12の不足は、神経炎、悪性貧血などを引き起こします。

ビタミンB群は、体に蓄えられないため一度に大量のB群を摂取しても効果が期待できません。継続して摂取する必要があるのです。

ビタミンCが不足すると貧血気味になったり、風邪をひきやすくなります。ビタミンCには、抵抗力をつけたり、鉄分の吸収を助けたりする働きがあるからです。

人を含め動物は、ストレスがかかると副腎皮質ホルモンを分泌してこれに耐えるのですが、このホルモンを作るときにビタミンCが必要なのです。

ビタミンDは、カルシウムの吸収を助け、強い骨を作る働きをします。ビタミンDが不足すると、体内に取り込んだカルシウムを排泄してしまいます。体の中には、プロビタミンDという成分があり、ビタミンDが不足すると代わりにその働きを補ってくれるのです。このプロビタミンDは肌が紫外線に当たると変化してビタミンDに変わる仕組みになっているのでビタミンDの生成には日光浴も効果的ですよ。

ビタミンEには、血流を良くする働きがあるため不足すると凝りや冷え性、低血圧などの症状が現れます。また、細胞膜が酸化するのを防ぐ働きもあるので、老化を防ぐとともに生活習慣病の予防にも効果があります。

ビタミンEは、カツオ、ニシンなどの魚類やカボチャ、ほうれん草などの野菜類に多く含まれるが、油を加えると体内での吸収力が高まるので炒めるなどして食材の調理法を工夫するのも良いのではないでしょうか。

当院で取り扱っている「バレンシアオレンジの風」というサプリメントには、18種類のビタミンと20種類のミネラル、さらに8種類のアミノ酸が含まれており完全な栄養補助食品となっております。

バレンシアオレンジの風で病気予防をしてはいかがでしょうか。