◆乾燥する秋の咳を止める尺沢(しゃくたく)◆

みなさん、こんにちは。

高松市仏生山駅から徒歩3分の鍼灸整骨院なごみ堂、桐野です。

さて、ツボシリーズ第23回目は、「尺沢(しゃくたく)」です。

 

尺沢は、“肘にあるくぼんだ所にある”、という意味のツボです。

 

十五夜のお月見も終わり、朝晩の虫の声に秋の深まりを感じるようになりましたね。空気も乾燥していて、コンコンと咳をする人が増え始めるのもこの時期です。

今回はとっておきのせき止めのツボをご紹介します。

今回ご紹介する”尺沢”は、肺の空気の流れをよくするツボです。東洋医学では咳は逆気と言って、空気の流れが乱れて逆流している、とされています。尺沢は、逆流した流れを整えて、上から下へ降ろす作用を持っています。

肺に関係するツボはすべてデリケートです。なので、前回ご紹介した太淵と同じく、鍼や指圧よりはお灸がおすすめです。症状が出てから毎日お灸してもいいですし、毎年この時期にのどを痛めやすい方は、予防の為にも今からお灸をしてみてください。じんわりとした温かさが腕の付け根まで広がって、肺の流れをよくしてくれますよ。

今回は尺沢のご紹介でした。

 

 

 

 

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