手や腕の筋肉がコリ固まっていませんか?

こんにちは鍼灸整骨院げんき堂です。

日常生活が人それぞれで生活様式や休日の過ごし方なども人によって違いますし、同じ仕事をしていても体格の差や仕方が変わるので、どのようなことがコリや負担につながるかは人それぞれです。

首や肩などにかかわる筋肉の緊張やかかる負担を予測するときに、どのような姿勢でいるのか座っている姿勢、歩く姿勢などを参考にしていることがあります。しかし、左右の肩の高さが違うや頭の位置がおかしいからといって必ずしも首肩などに何らかの症状を感じているわけではなく、例えば、椅子に座って作業を行う姿勢が前のめりになっているのかどうか、作業を行う場所の規格が自身の体格に合っているのかどうか、で、その人が受ける負担の度合いや体の部分が変わります。

そこで見逃せないのが手や腕のコリハリです。
手や腕の筋肉の緊張が続く影響で負担の範囲を広げることに繋がったり、手や腕は肩にぶら下がっているような構造になるので手や腕の負担が肩に掛かりやすくなっており、これらが姿勢の変化の要因になる場合もあります。

体の歪みや姿勢の変化は無意識に無自覚のうちに崩れてきて、疲労や日常の過ごし方のバランスを取ろうと筋肉を過度に使わせ過ぎてしまったことなどで起こります。
そして、そこから徐々に様々な部位へ負担を掛けていき、多岐にわたる症状や不調を引きを越してしまう可能性があるので、単に手や腕の不調や疲労と侮るのではなくきちんと緊張の緩和と疲労の回復を行うことが大切です。

寝違えや寝起きの首肩のダルさ

こんにちは鍼灸整骨院げんき堂です。

寝違えは突然起こる首の痛み、違和感ですが、日中の過ごし方や寝てる時の姿勢でも影響がでます。

体の筋肉を日々均等に動かしているという方はそういないと思いますが、日常生活はほぼ似たような動きで負担を抱えている部分が変わることがなかったりします。
特にスマートホンを見ない日はないという昨今では、この偏った体の負担が首・肩に掛かりやすくなっているわけです。

また、様々なストレスにより体が緊張することで首肩に力が入ってしまい、この状態が続くことで休息時や睡眠時でも首・肩に緊張が残り疲れや疲労が取れにくくなっています。

目覚めた際に残っているだるさや首肩の張りにはいくつかの要因がありますが、緊張を残したまま就寝しているのもその要因の一つです。

寝起きでの首肩に不調がある方や首肩のストレスに自覚がある方、姿勢の歪みが気になる方は今後の予防のためにも整体施術を受けてみましょう。

運動の効果

こんにちは鍼灸整骨院げんき堂です。

1日10000歩というのがありますが、1日60分の運動時間を作って活動していく方が健康の為にはいいようです。

しかしながら、なかなか外に出る機会が少なくなって、運動どころか観光や買い物といった外出して活動する機会が減ってきていませんか?

実は「運動しないこと」で血行不良を引き起こし循環器系に大きな影響を及ぼし、あまつさえ心臓自体に影響を及ぼし虚血性心疾患などの動脈硬化性循環器疾患の原因となっています。

なので、『たかが運動不足』と侮っていると、生命予後や健康生活の質に悪影響を及ぼしてしまいます。

運動で得られる効果は多岐にわたるので、分かってきた『運動』に対する効果をご紹介します。

インスリン感受性に対する効果

インスリンと聞くと膵臓や血糖値・糖尿病とおよそ運動と関連があると想像しにくいものですが、運動によってインスリン感受性、つまりインスリンの機器をよくすることが期待できます。

運動することで筋肉量が増加し筋肉の中にあるインスリンホルモンの受け口が増加し、筋肉内での血糖消費量や血糖の運搬機能も変化することが関与するからと考えられています。

高血圧に対しての効果

重篤な心臓の合併症がない人の例ですが、週2~3回の運動で2~4週間目から、明らかな血圧の値の減少が得られている報告があります。

これは交感神経の活性低下や副交感神経の活性増加などの運動による自律神経バランスの安定化や運動による血管拡張物質の分泌増加、筋肉への血流量増加と体温上昇による循環血液量の減少、先のインスリン感受性改善などが効果として上げられます。

血圧180の110未満の高血圧者を8週間の運動スタッフの管理下のもと心拍モニターでの厳密な運動プログラムにて、運動の血管や呼吸などの耐久性が増加し安静時と運動時の血圧低下が認められました。

脂質の代謝

運動を行うことでタンパク質の合成が促進されます。

それにより肝臓からのコレステロールの運搬を抑制し、中性脂肪からHDLコレステロールいわゆる善玉コレステロールへの変換を促進し中性脂肪を減少します。

しかしながら、運動だけの効果としては悪玉コレステロールが約10%減少、善玉コレステロールが約5%増加程度になるので、運動だけでコレステロール管理ができるわけではないので、他の多くの要素を取り入れてコレステロール値のコントロールを行う必要があります。

冠動脈の硬化予防

心臓は各組織に血液を供給させるために動いたいますが、当然ながら心臓自体にも血液を供給させないと動きません。

冠動脈は心臓への供給血管の事です。

そんな冠動脈が動脈硬化などを起こして心筋梗塞を引き起こしてしまって、回復するために行う心臓リハビリテーションでの運動により、冠動脈の動脈硬化の進展を抑制し、動脈硬化の病変の退縮や治療後の梗塞部位の状態の安定化が望めます。

急性心筋梗塞では、それまで大きな病気をしたことも、症状もなかった人が突然発症することもあるので、普段から運動することで予防が期待できます。

自律神経の安定化

昨今の原因不明の体調不良に関連していると考えられているのが自律神経のバランスの異常だと考えられています。

心筋梗塞患者の心電図で副交感神経の指標に用いられる値をある基準で分けた際に明らかに予後に差が出たことが明らかになったのです。

そして、運動により心室細動閾値を上昇させることができることから副交感神経の活性化に関与していると考えられ、心筋梗塞や心不全はもとより高血圧においても副交感神経が関与しており、改善している理由の要因の一部と考えられています。

実験でも運動により交感神経と副交感神経の値が安定していくことが認められています。

免疫系の向上

動脈硬化性疾患や慢性心不全では炎症物質の上昇が認められていることから、これらの疾患の改善が認められる運動が炎症物質にも影響を与えられると注目されています。

運動により最高酸素摂取量が増加することで炎症物質が減少していることから相関が認められています。

血管内皮の機能改善

血管内皮とは血管の血流が流れている方の膜のことで、虚血性心疾患の危険度合いを測り血管拡張機能が高コレステロールや血栓などで障害されていないかどうかで見られています。

血管内皮機能の障害は動脈硬化病変の原因や症状の悪化に繋がります。

もともと血管には独自で収縮する機能があり血圧の維持として働いています。

なので、血圧上昇が続くと血管の収縮弛緩機能が低下し浮腫などの血管周辺組織自体の変化が起こって血管拡張機能が低下してしまいます。

これが起こっていると運動時の血液供給の妨げとなって十分な酸素供給が出来なくなります。

ですが、継続的な運動によって血管拡張機能が改善し血管内皮の修復と機能改善にも関連があることがわかっています。

運動量・体力の向上

運動を行っていくことで体力を向上させるのは、健常者だけではなく心疾患者においても実証されています。

具体的には最大酸素量や無酸素代謝効率が大きくなり、日常生活での疲労度にも変化が出ます。

骨格筋に対する効果

骨格筋の減少は健常者の例でも無重力や安静により変化がみられ、持久的運動機能低下や疲れやすい体質を引き起こします。

運動は単に骨格筋量を増すだけでなく筋線維の割合を整え基礎代謝の機能を改善させます。また、心臓手術の患者の例で運動リハビリにより筋肉量が増加と質の改善が得られたことで、日常生活の活動が改善されています。

呼吸器系に対する効果

心機能の低下が起こると呼吸に関する機能も低下し酸素交換や酸素供給がされにくく呼吸数が増えることになります。

しかし、運動を行うことで心機能が改善することがあるので、呼吸換気の状態が改善する。

継続的な運動で心拍出量の増加や速い浅い呼吸が深いゆっくりした呼吸へ変化し呼吸効率が改善します。

精神感情面での効果

うつ症状と運動の精神的効果が生活活動や考え方や行動の改善に繋がると注目されています。

特に循環器系の領域では、タイプA性格を持つ患者が多いので、カウンセリングなどを併用しながら運動を行うことで、ストレス管理や緊張緩和の訓練ではタイプA行動パターンを修正することに役立ちます。

 

運動が体にいいことは理解はしていますが、具体的にどんな効果があるかは知らない方も多かったと思います。
また、上記以外にも効果が期待できるものもいっぱいあるので定期的な運動は生きていくうえで重要なものになります。

人によって運動強度は変わってきますので自身に合った運動を行い健康で元気な日々を送りましょう。

体の歪みと内臓の圧迫

こんにちは鍼灸整骨院げんき堂です。

最近はスマホやパソコン画面を長時間見ることが多くなり背中が丸くなってきていませんか?
背中が丸くなると見た目が悪いや肩こり腰痛の原因になるだけではなく、内臓への圧迫の負担が掛かる可能性があります。

姿勢悪く背中が丸くなると腹部に上下から圧がかかりやすくなります。腹部は背部に背骨が上部に横隔膜や肋骨の胸郭が下部は骨盤があり左右前方は筋肉で覆われているので、姿勢が悪く背中が丸くなると上部の胸郭と下部の骨盤に挟まれるように圧迫されてしまいます。
この圧迫によって胃もたれや便秘といったことが起こりやすく、内臓の蠕動運動などの平滑筋の作用に影響を及ぼしてます。
食べたものは勝手に体の中を移動しているわけではなく消化器官の筋肉である平滑筋の収縮で移動しているので、外部からの圧力を強く受けるとその動きに支障が出てくるわけです。

また、背骨は様々な内臓や器官への神経系統が集中して縦走しています。
なので、背骨に歪みが生じてしまうと先の神経系統に負担が掛かり円滑な神経伝達が出来ずに内臓への影響を及ぼす可能性が高くなります。
これらの神経系統は身体の健康サイクルを管理しているため、気付かずに体を歪めて神経系統への負担が掛かっていると様々な日常生活への不調を起こしてしまいます。
例えば不眠症や便秘など、姿勢の悪さが引き起こしているとは思えないような症状もあります。
このように、姿勢不良によって身体には様々な不調が現れ、悪い姿勢が続くことで背骨の歪みも進行していくので、毎日の生活の中で自分の姿勢を見直していくことが大切です。

人間の身体はとても精巧にできており、自由に動き生活していく中で今の骨格を形成されてきました。骨格はいわば精巧な積み木細工で内臓はその中に隙間なく詰まっている状態です。そのその骨格が崩れるとそれぞれの精巧さが崩れ動きに影響を及ぼすだけでなく、内臓にもダメージを受けるようになるのは考えが付くと思います。
この内臓への負担は症状が表立って現れにくく関連性も見受けられにくいのですが、身体にとって重大な影響を及ぼしてしまいます。
なので、気付いた時には慢性的な症状となってしまうこともあります。
そのため、自身の身体や骨格の歪みを意識しすることで変わっていき、よく分からない思わぬ身体の不調がある方は一度姿勢を見直してみてはいかがでしょうか。